この会場を選んだ理由
『今までに体験したことのない結婚式』これを基本テーマに準備を進めてきました。 招待した主賓・来賓の方々は今までに多くの結婚式に参列し、友人はちょうど結婚式ラッシュ…そのため全ての人が「楽しい」「面白い」と新鮮に感じて頂ける結婚式にしたいという思いがありました。しかも「低予算化」という課題付き…。これに関しては式場の装飾をシンプルにし、演出に使う小道具や待合室の飾りを全て手作りにすることでかなりコストカット出来ました。また今後、親族や友達が一堂に集まるのはなかなか難しいため、この機会に今までどのような方々と交流があったのか、「お互いの事を知ってもらいたい」という思いもありました。
結婚式を振り返って
僕的にはもっと上手く出来たのではないか?と思ってしまうほど、前半のスピーチは噛み噛みでした。中座後は色々と気持ちが吹っ切れたのと、何度も練習を重ねた結果、予想以上の出来だったと思います。ゲストの皆さんからも「今までに体験したことの無い面白い結婚式だったよ(笑)」と言って頂きました。 準備当初から多くのこだわりがありました。しかし、その分「どこまで伝わるのか」「理解して頂けるのか」など、初めは不安要素も多く出てきました。演出の選択もその一つです。
僕たちが行った演出は大きく分けて二つで、
2人の共通趣味である「アイドル応援活動(アイドルヲタク)」と「ラジオ」です。
まず、アイドルヲタクと言えば「ヲタ芸」。しかし、アイドルのダンスを披露したり、ヲタ芸を行う結婚式は今までにも多くありました。今回のテーマである「経験のしたことのない結婚式」…このテーマに合うように、「新婦の可愛いアイドルのダンス」に対して「求愛のヲタ芸をする新郎」という演出にしました。従来ある「ヲタクのようにヲタ芸をする」のではなく、本物のアイドルヲタクである新郎が「本物のヲタ芸をする」という新鮮さと、新婦が学生時代から友人とダンスを踊っていたということもあり、友人との息の合ったワンランク上のダンスにもこだわりました。
ラジオ番組では新郎・新婦がパーソナリティとなり、番組を進行していくだけでなく、山形県から本物のラジオパーソナリティをお呼びし、話し方から演出指導をして頂きました。見た目にもリアルさを追求し、ON AIRのランプや高砂のバックに「FM ○○○」と書かれたカラフルなラジオイベントらしいボードも作成しました。また、トークイベントのようなラジオ番組にすることにより、お互いの家族や友人に、新郎新婦がどんな人物なのか知ってもらいたい!という思いがありました。ゲストの方々には事前にアンケートを書いてもらい、イベント内で直接本人と会話することで、リアルなふたりの人柄や学生時代の交友関係、またどのような人物なのかを知ってもらえたと思います。
式の演出を余裕もってできるように、式でのプロフィール紹介は割愛し、待合室の空きスペースを使って、二人の思い出や趣味などをまとめて飾りました。そこに挙式内で行われる演出の伏線を敷き、式をより理解しやすく楽しんでもらえるようにしました。お手洗いにもクスッと笑えるような貼り紙をし、手作りならではのオリジナリティを沢山盛り込み、待ち時間も飽きさせない結婚式にする事ができました。
他にも料理人(新郎)として、食材から味付け・盛り付け・調理法など、ゲストに提供する料理にもこだわりました。新郎が、大好きな山形県から直接取り寄せた新鮮な食材やとても貴重な伝統野菜を使用し、シェフと何度も話し合いをして、とても素敵なコースに仕上げてもらいました。食材も農家さんとの折り合いがつかず、ギリギリまで内容が決まらないという事も起こりましたが、柔軟に対応をして頂きました。何より、今まで和食のみで使用されてきた山形県の伝統食材を、素材を活かしたまま見事なフレンチに変身させてくれたシェフに、料理人として心より感謝しています。
これら全ての「こだわり」のために、ヴェルミヨンバーグのスタッフの方々、イメージ通りに料理を仕上げてくれた厨房スタッフの方々、会場見学から式当日までずっと相談にのってもらった担当プランナーの竹嶋さん、サプライズをしてくださった友人、参列してくださったゲストの皆様、家族の支えなど、多くの方に協力をして頂き、他では体験できない結婚式を作り上げることが出来ました。 本当にありがとうございました!!
プランナーからのMessage
かずしげさん かおりさん
ご結婚おめでとうございます!
私にとっても「今までに体験したことのない結婚式」でした。 本当におふたりの好きなことをモチーフにした、素敵な結婚式でしたね。 ヴェルミヨンバーグの貸切空間を生かして沢山の趣味のアイテムを飾り、シェフと打合せを重ねに重ねた山形食材を使ったお料理。そして、ヲタ芸、ラジオ番組…どれも斬新でゲストの皆様にも、楽しんで頂けたと思います。
これからもこの日のことを思い出して、素敵な家庭を築いて頂けたらと思います!
末永くお幸せに!!担当プランナー 竹嶋 佑月