バージンロードの話

今日もたくさんのお客様の出逢いがありました。
そんな今日、話をした内容を少し紹介します。

皆さんはバージンロードの意味を知っていますか？
意味を理解していると入場シーンがより素敵に感じると思います。

バージンロードとは「花嫁の歩んでこらえた道」を表します。
あなたの人生そのものです。
誕生してから今までのこと、これからの将来のこと、それを表す道です。

チャペルの扉の前はお母様のお腹の中を表しています。
あなたがお腹に中にいるとき、きっとお母様は幸せな気持ちになったと思います。
辛いつわりを経験したかもしれません。
お母様が妊娠しているときのことは想像もできないですが、
軽い気持ちで妊娠生活を送ったお母様は誰一人いないです。
扉の前はそんなお母様のお腹の中にいる間を意味しています。

あなたが生まれた瞬間を表すのはチャペルの扉がぱーっと開いたときです。
そして、あなたが生まれた時、あなたの大きな泣き声を聞いて、ママになったことを実感したと思います。

その瞬間に目に入ってくるのは大好きな彼と大好きな人たちです。
あなたの目の前には今までお世話になった方がたくさんいます。
部活を一緒に頑張った友人や時にはぶつかりあい分かり合えた仲間。
会社の同僚や尊敬する上司や先輩もいます。
小さいころから大きくなるまでのたくさんの想いが蘇ってきます。

バージンロードを一歩二歩と歩みを進めていくことは“成長”を意味しています。
一歩二歩と歩むを進めていくときには
初めてハイハイをした時　初めてママと呼んだ時
入学式や卒業式　友達と青春した日
ついこないだのような頭の片隅にある想い出の数々を浮かべながら歩いてください。

お父様・お母様もバージンロードの意味を感じて頂きたいです。
初めてあなたを抱っこしたこと
たくさん撮った写真も・・・

人生のどんなシーンでもいつも支え、守ってくれたのはきっとご家族だと思います。

歩み進めていくと、辿りつくのは、大好きな人の前です。
バトンタッチの瞬間はお父様から
「あなたを守ります」
という意味を込めて手を受け取ります。
新郎はその決意とお父様が感じている寂しさの両方を受け取りながら新婦をエスコートします。

バージンロードとは花嫁の歩んだ道のりです。
意味を考えるとバージンロードの一歩一歩を
たいせつにゆっくり歩んでみようかな、と思いますよね。

プランナー　畠山志歩